井の頭恩賜公園

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武蔵野市と三鷹市にまたがる都立公園。

今から93年前の1917年(大正6年)5月1日開園。毎年春は多くの花見客で賑わう。
七井橋から見える井の頭池に覆い被さるように迫出す桜の美しさは格別である。

湧水池として知られる井の頭池は、天正十八年(1590)、徳川家康の命によって江戸の飲料水確保のために作られた日本発の水道・神田上水の水源となった。
池東端には上水取水口の石門が残る。西端の石井筒は「お茶の水」と呼ばれ、家康がこの水を江戸城のお茶の水に用いるよう命じたといういわれがある。

「井之頭」の名は、寛永ニ年(1625)三代将軍家光がこのあたりで鹿狩をした帰途、池畔の辛夷の幹に小柄で「井之頭」と彫ったため、これが池の名となったと伝えられる。
七ヶ所から清水が涌き出ることから「七井の池」と呼ばれたほど豊富だった涌水は昭和の中頃に枯れ、現在では深井戸の水を給水して景観を保っている。

池畔にある弁財天は、武蔵野商工会議所で行う武蔵野吉祥七福神めぐりの寺社の中で、唯一の女神である。
関東源氏の祖・源経基の創建で、伝教太師が延歴8年(789)の作という天女神を本尊に祀ったことに始まると伝えられる。
頼朝挙兵に際しては、その使者・安達盛長の夢枕に立って大願成就を予言したことから、「勝ち運の銭洗い弁天」として知られる。

ご利益は、このほか、弁天様ならではの金運や縁結び、安産、また井の頭白蛇伝説から子宝、さらには天変地異を除くことから交通安全など広範にわたる。

四季折々の姿を楽しませてくれる公園は吉祥寺を訪れる人々の心をなごませる。

週末や休日には、露店や大道芸、弾き語りなどのパフォーマーが集まり、楽しいイベントも開催されている。

 

井の頭恩賜公園案内所 TEL:0422‐47‐6900  FAX:0422‐47‐9371

井の頭恩賜公園HP  http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/seibuk/inokashira/index.html

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