吉祥寺エリア

こだわりあふれる進化するまち

吉祥寺

常に進化を続けるまち、吉祥寺――。駅を中心とするにぎやかな商業ゾーンを一歩踏み出すと、すぐそばには閑静な住宅地や自然豊かな緑あふれる井の頭公園が広がる。吉祥寺は商業エリアと生活エリアが隣同士で日々の暮らしと生活を豊かにしてくれるまちです。

吉祥寺は古くから安養寺・光専寺・蓮乗寺・月窓寺という4軒の寺が集まるお寺町ですが、吉祥寺というお寺はありません。明暦の大火で当時、小石川水道橋外にあった吉祥寺門前町の住人が焼け出されて住居をなくし、この地に移住させられました。その際に、この地を吉祥寺と名付けたことから吉祥寺が始まりました。名前の由来となっている「吉祥寺」は、現在、文京区駒込にあります。

今では全国人気のショッピング地区に発展していますが、東急百貨店やアトレ、コピス、パルコなどの大型商業施設とサンロード、ダイヤ街をはじめとする明るいアーケード街や個性的な商店が共存して独創的なまちの魅力を作り上げています。戦後にヤミ市としてにぎわったハーモニカ横丁の建物や通りからは、昭和の時代の面影を感じることができます。進化を続けるまちの中で懐かしさを感じさせてくれるユニークな一角といえます。
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週末には街中でライブイベントに出会える機会も。井の頭公園は多くのストリートパフォーマーが集まり、まちかどには音楽があふれます。ジャズの街としての代名詞を作り上げたライブハウス「SOMETIME」では、魅惑的な演奏が繰り広げられています。

アートや映画、演劇を楽しむ人には、多くのギャラリーや吉祥寺美術館、吉祥寺シアターや前進座劇場などがあります。多くのアーティストや漫画家が住んでいることもあり、吉祥寺には様々なジャンルのクリエイターと作品が集まるため、サブカルチャーの発信地としての一面も持っています。
■関連:芸術・芸能・歴史

「東京の住んでみたい街」の上位にランクされる人気のまち「吉祥寺」はいま、地元商業者、企業、地域住民、行政などの様々な主体の協働により、さらに魅力的なまちへと変貌を遂げようとしています。「安全で歩いて楽しい」まちづくりは、現在も着々と進行中です。

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